【連載 Vol.11】龍郷町に移住しました|飯田 圭太郎さん(神奈川県出身、飯田菜園・龍郷ファーマーズクラブ代表)

集落や町の魅力についてインタビューしました。
(右から)飯田圭太郎さんとインタビュアー間弓祐次郎

プロフィール

移住者

飯田さん/大勝集落在住

神奈川県生まれ。大勝集落で飯田菜園を経営。
『郷の若手農家等で構成する『龍郷ファーマーズクラブ』代表を務める。

インタビュアー

間弓祐次郎/安木屋場集落在住

茨城県出身。以前は東京にて不動産賃貸仲介業、営業、店舗責任者に従事。現在、地域おこし協力隊2年目。

主に空き家バンク、移住者支援業務担当。

島に帰りたいと相談を受け快諾

間弓

移住されたきっかけは?

佐藤

もともと農業と離島暮らしに憧れを抱いていたのですが、農業大学卒業後、勤め先の農業法人で出会った現在の妻が龍郷町出身だったのがきっかけです。その後、妻から島に帰りたいと相談を受け快諾しました。

間弓

奄美大島では一から農業を始められたのでしょうか?

佐藤

農地を借り、経験のあったバジルの栽培などから始めました。青年就農給付金(現・農業次世代人材投資事業)を活用しましたが、ビニールハウスなどの投資を行うと移住前から準備をしていた貯金はすぐに底をつき、農業経験者ではありましたが最初は失敗続きで大変でした。

経験、役に立たず試行錯誤

間弓

本土と奄美大島での農業に違いはありましたか?

佐藤

まったく違いましたね!気候や土壌の違い、虫の多さ、台風の影響など、経験した事の無い事が沢山ありました!農作物の作り方も種類も違い、今までの経験は役に立たず試行錯誤の日々でした。初めは土づくりから始め、8年目、ようやく島の気候風土に慣れてきましたが、現在も失敗を重ねながらチャレンジしています。

龍郷町は子育て環境が充実

間弓

龍郷町に移住されての生活はいかがでしょうか?

佐藤

のどかで美しい自然がすぐそばにある事は今でも喜びを感じます。ここでしか見る事のできない貴重な動植物も身近に見る事ができますね。我が家には子供が2人いますが、龍郷町は子育て環境が充実していてのびのびと育てる事ができますね。休みの日には子供とドライブし、自然を楽しんでいます。

人脈がとても重要です

間弓

龍郷町で就農を希望される方へのアドバイスを頂けますか?

佐藤

奄美大島は虫も多くハブもいます。夏は暑くて台風もやってきますので作業も大変ですが、奄美ならではの温暖な気候で育てられたフルーツはとても美味しく魅力的です!農業は初期投資が必要となってきますので、移住前から貯金をして準備をする事が大切ですね。そして人脈がとても重要です。私も農業仲間と出会う事ができ、若手農家を中心とした『龍郷ファーマーズクラブ』を立ち上げ、情報共有をしながら農業を続ける事ができました。最初から農業だけで生活する事は厳しいかもしれません。初めの2,3年は他にアルバイトをしながら農業経験を積み、龍郷町の風土や文化に慣れる事も必要でしょうね。同時期に移住した農業仲間の中には、未経験でも芸術的センスを発揮し成功されている方もいますので、ぜひ頑張って一緒に農業を盛り上げてもらいたいですね!

間弓

本日はお忙しい中、貴重な体験談をお話し頂きありがとうございました。