台風は2泊3日!

南西諸島への台風接近件数は、内地への上陸件数に比べ倍以上です。そして、数時間で通過する本州の台風と違い、停滞、迷走など南西諸島海域に留まりながら発達することが多いです。本州とは比べ物にならない勢力で、暴風域・強風域に入っている時間も2〜3日程度と長いのが特長です。接近したら家の外には出られないこともあるので、台風接近前に早めの養生が大切です。

接近前からフェリーが欠航するので、スーパーの棚は空っぽになる。(30代女性)

台風が接近する前は、TSUTAYAが混む。(60代男性)

油断して電動シャッターを閉めるのが遅くなったら、途中で停電し大きな被害が出た。(50代女性)

停電して、パパとしてこれ以上考えつかないくらい子どもたちに遊びを提案することになった。(40代男性)

台風の目に入るまで職場で避難して落ち着いた時に家に帰ったら屋根が飛んでいた。(40代女性)

台風通過中はみんなやることがないから、いろんなところで宴会が行われている。(40代男性)

先輩たちの台風対策

  • 台風の接近前に、集落の港に置いてある船を見る。漁師さんは数日前に予報と漁師の勘に基づいて船を守るので、何本のロープを取っているかを参考にさせてもらっている。(60代男性)
  • 停電の恐れがある時は冷凍庫の中にある高いものから食べ、空いたスペースに水のペットボトルを入れて凍らせる。停電になったら、ペットボトルを冷蔵庫に移す。(50代女性)
  • 外にある植木鉢を物置にしまい、庭の植木の枝を切り落として、潮枯れを防いでいる。(60代女性)
  • 雨戸がない窓の網戸を外してしまう。そのままにしていると、網戸が飛んでしまう。(40代女性)
  • 窓の養生は大家さんに教えてもらった。(40代女性)
  • 台風が去った後は、家も車も丸ごと水洗いする。(50代女性)
  • 気象庁の予報と米軍の予報を見比べ、近所のおばあちゃんに聞く。(50代女性)
  • 停電に備え、車のガソリンは台風前に満タンにし、携帯やPCの充電はシガーライターでする。(40代男性)
  • 火災保険の風水害特約は絶対に付ける。(50代女性)

思っていたより以外と便利!

鹿児島から約380km、沖縄から約350km離れた奄美大島ですが、日々の生活に困ることはほとんどありません。全国展開するスーパー、ドラッグストア、TSUTAYAなどがあり、医療、介護も充実しています。

旬を迎える野菜や果物は、ご近所からのおすそ分けで食べきれないくらいになる。(40代女性)

美味しい自家製パン屋さんが多い。(30代女性)

運転免許の更新で待つことはない。(50代女性)

24時間営業のコンビニもあるしAmazonが無料配送なのは助かる。(30代男性)

大きな病院もあるから安心。(60代男性)

地元野菜の無人販売所は、安くて新鮮!(40代女性)

嗚呼、湿度の高さと雨の多さよ!

奄美大島は日本一を争うほど日照時間が短いです(約1,360時間/年、3.7時間/日)。標高694mの湯湾岳を始めとする山々に外洋から湿気を含んだ空気が当たり上昇気流をもたらし、安定した天気が続かないのが奄美大島の天候の特徴です。夏は「晴れ時々スコール」、冬は「雨時々曇り」か「曇り時々雨」。湿度も平均77%で、一年中高いです。

天気が悪い時に島外から友達が来ると、案内に困る。(30代女性)

新しい畳にはすぐにカビが生えるなんて知らなった。(30代男性)

冬でもハンドクリームもリップクリーム要らず!(70代女性)

洗濯物を外に干したままで外出は出来ない。(50代女性)

外気を取り入れる乾燥機で洗濯物を乾かそうとしたら、8時間たっても乾燥しなかった。(50代女性)

隙間風が入る家で除湿器を使うのは、地球を乾かそうとするようなものだと悟った。(40代男性)

先輩たちの湿気・カビ対策

  • 扇風機は洗濯ものを乾かすのに冬でも使う。(50代女性)  
  • 空調を365日付けている。(70代男性)
  • 革製品はこまめに手入れする。(40代男性)  
  • 納戸に除湿器を置いてドライルームにした。(60代女性)
  • 革製品はシリカゲルを中に詰め込み、新聞紙でくるむ。プラスチックのケースに入れない。(50代女性)

「あ~、離島って不便」と思う時あるある。

日常生活には困らなくても、都会にあって奄美大島にないものもたくさんあります。輸送費がかさむことで価格が高いものがあります。島内への物流は主に鹿児島から約11時間かけてやってくるフェリーに搭載されるため、物資が届くまでに時間がかかることも。島暮らしでは時間に余裕を持って行動することが鉄則です。

田舎に住んでいると何かが壊れても業者はすぐに来れないし部品も取り寄せになる。(50代女性)

島のお店で流行りの洋服を買おうと思っても、高校生とかぶるので買えない。(30代女性)

年越しそばをネット通販で注文したが、寒波でフェリーが欠航し、年明けに届いた。(40代男性)

田舎暮らしだと、同世代がほとんどいなくて友達が近くにできない。(60代女性)

ずっと島にいると刺激がなくなって島の良さを噛み締めなくなるので、時々島外に出かける。(60代男性)

台風や熱帯低気圧などの悪天候で受けた注文を出荷できずお客様に謝りまくった。(30代男性)

自然が豊かだから、虫も雑草も豊か!

亜熱帯海洋性の気候が育む、世界遺産候補地になるほどの高温多湿の自然は、一方で、一年中虫にも雑草にも悩まされることにもなります。雑草はしばらく刈らないと人が入り込めないほど成長し、ハブを呼ぶことになります。豊かな森には、ゴキブリや巨大なナメクジ、大量発生するヤスデもいます。梅雨時期には大量のシロアリが飛来し、街灯を覆い尽くします。

チューリップの球根を30個植えたら、芽が出た翌朝カタツムリが全部食べていた。(50代女性)

ヤモリがファミリーになって同居している。(60代女性)

夜中に目が覚めたら、顔のすぐ上にクモが糸を垂らしていた。(40代女性)

雑草の勢力が凄過ぎて、庭をコンクリートで固めたくなる。(40代女性)

夜中に繁華街の屋仁川を歩いていたら、巨大ゴキブリが飛んできた。(40代男性)

ゲンゴロウだと思っていた昆虫を図鑑で調べたら、サツマゴキブリだった。(50代女性)

島民は、みんなつながっている!

奄美大島の行事の多くは旧暦で行われます。種おろしなどの集落全体で行う旧暦行事もありますが、親戚が集まって行うプライベートな行事も多くあります。お墓参りは旧暦の1日と15日に、お盆の帰省ラッシュも旧暦で、島全体が仏壇のある親族宅にあいさつ回りをします。同窓生のつながりも強く、人生の節目となる成人式、還暦の同窓会では島を出た人たちもたくさん戻ってきます。

みんな下の名前で呼び合うから、苗字が分からない。(50代女性)

ナンバープレートを覚えている人が多くて、道路ですれ違うと「すれ違ったでしょ?」と後で言われる。(30代男性)

はとこのいとこは親戚と聞いて、親戚のつながりは際限なく広いのにビックリした。(50代女性)

凄く親しくなくても冠婚葬祭にお呼ばれするし、婦人会でおもてなしの黒子役もやる。(40代女性)

はとこのいとこは親戚と聞いて、親戚のつながりは際限なく広いのにビックリした。(50代女性)

ごく普通の結婚式と聞いたが、招待客が300人で、親族席に50人くらいいた。(50代女性)

塩害は凄いぞ!外に置くものはサビに注意

太平洋と東シナ海に囲まれた島であり、台風、熱帯低気圧、冬の北風と、常に潮を含んだ風にさらされています。そのため、海に近い場所は塩害が特にひどくなります。外に置くものはサビに注意。錆びやすい鉄を含んだ製品などは風雨にさらされないようにするか、材質を考慮する必要があります。

ダイビング機材を車に乗せていたら、車の床が錆びて一部落ちた。(40代男性)

エアコンの室外機が数年で壊れた。(60代男性)

車を本州から運んで来たら、「すぐに防さび加工した方がいいよ」と言われた。(30代男性)

スーパーで買った竿が1年もたたないうちに折れた。(50代女性)

窓がすぐに潮で真っ白になる。(40代女性)

台風の後、しばらく家を空けていたら、塩の結晶が窓に出来ていた。(50代女性)

あなたはどっち派? 賛否両論!

子供はどっちの学校に通わせる?

大規模小学校
へき地小学校
  • 同級生が少ないと、競争心が育たない。(20代女性)
  • 大勢の人間に接することが苦手になりそう。(30代女性)
  • 生徒数が少ないので、先生の目がよく行き届く。(40代女性)
  • 全生徒が兄弟のようにお互いを思いやっているところが好き。(30代女性)

住むならどっち?

島の都会
島の田舎
  • ちょっと田舎に行くだけで、お店もなくなり不便になる。(30代女性)
  • 田舎だと、集落の付き合いとかが大変そう。(40代女性)
  • 毎日素敵な景色が見られるだけで幸せ。(40代女性)
  • 島ならではの生活が出来て楽しい。(40代男性)
海沿い
内陸部
  • 毎日綺麗な海を眺めながら過ごしたい。(50代女性)
  • 海がないところで育ったので憧れがある。(40代男性)
  • 台風の時の海風が強くて怖い。(20代女性)
  • 海沿いの人気物件より、内陸部の方が家賃が安そう。(30代男性)