【龍郷町×楽天】Vol.1 奄美大島移住体験プログラムが始動!気になる進捗を大公開!

「住もうディ!」読者の皆さま、はじめまして!楽天グループ株式会社の鈴木と申します。

この度、Rakuten Social Accelerator(略称「RSA」)という、様々なステークホルダーと楽天社員が協働する楽天社内のソーシャルイノベーションプログラムを通じて、龍郷町の皆様と楽天メンバーとでタッグを組んで、龍郷町への移住希望者を対象とした島の暮らしを伝えるプログラムを企画することになりました!

この記事では、活動の紹介や、プログラム作りの様子をお伝えしたいと考えています。

1 自然豊かな龍郷町とイノベーティブな楽天マインドが融合した新プロジェクト始動! 

1.1 龍郷町×RSA の取り組み

龍郷町が観光施策の一環で導入した、電動アシスト付きスポーツ自転車「e-bike」。その優位性(ソーシャルディスタンスを確保したガイド・移動、フットワークの軽い機動性、低環境負荷等)を生かし、コロナ禍でも持続可能な「じっくりと島の暮らしを伝える」プログラムを計画しています!

<取り組み内容>
・ターゲットエリアや世代の設定
・市場(都市部の動向等)にマッチしたプログラムづくり
・モニター企画による検証
・完成プログラムのPR
・ネクストステップの設定
・合わせてSNS、ブログ等での投稿

1.2 メンバー構成

RSAに有志で参加している18名の楽天メンバーと、龍郷町役場の皆様がオンラインでつながり、活動を行っています!
これまで、所属部署の異なる楽天社員18名が6名×3チームに分かれて企画の検討を行ってきました。

1.3 RSAとは

「Rakuten Social Accelerator」は2018年に開始した、楽天のテクノロジーやアセットを活用し、社会起業家をはじめとする様々なステークホルダーと楽天社員が協働して社会課題の解決を目指すソーシャルイノベーションプログラムです。このプログラムでは、楽天社員がアドバイスを提供するだけではなく、様々な分野の経験を活かしてポートすることより、社会的インパクトにつながる具体的な成果を生み出すことを目指しています。

詳しくはこちら
https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/social-accelerator/

2 楽天メンバー18名の思いを一つの形に・・・

RSAには普段の会社の所属を超えて、幅広いメンバーが集まっています。参加動機も人それぞれです。

「大学生の時に奄美大島に旅行で訪れ、透き通った海やマングローブなど雄大な自然に魅了されたことがきっかけ。」

「持続可能な移住の支援や、地域のPRに貢献したいから。」

「都会的な考えや消費やビジネスのあり方を一度リセットして『移住』というテーマについて考えてみたい。

参加のきっかけは様々ですが、それぞれのメンバーが興味を持っていること/やってみたいことをベースに活動を進めています。


3 各チーム、こだわりの企画案が完成!

これまでのプログラム作りの過程では、3チームに分かれてペルソナ作成、プログラム内容の検討を行ってきました。そして、それぞれのチームで考えたアイデアを元にコンペを経て、企画内容を更に魅力的なものに磨き上げています。

今回はコンペで各チームが発表した案を紹介していきます!

Aチーム

Aチームではまず顧客像を描くメンバーと地域の情報を収集するメンバーに分かれて、龍郷町への移住ツアーの検討を行いました。 ターゲットをリモートワーカーなどライトなユーザーに焦点をあて、「リモートワーカーが精神的ゆとりを持てる移住体験」をコンセプトに豊かな自然と人が世界遺産の奄美の人たちとの交流を楽しめる企画を考えました。

Bチーム

Bチームでは、20‐30代の夫婦をメインターゲットに龍郷町での暮らしのリアルを伝えるべく、プログラム開発を行いました。議論を通して、移住前に移住希望者と地域住民のつながりを深めておくことや、単なる観光ではなく移住に向けた気持ちを固められるリアル情報の提供が大事だと分かり、現地での体験プログラムと動画での情報発信を掛け合わせたオリジナルプログラムを考えました。

Cチーム

Cチームの6人は全員が異なる部署に所属し、異なる業務に従事する、個性豊かなチームメンバーで検討を行いました。

移住を検討したことのあるメンバーの意見を参考にしながら、「自分が移住するなら?」と当事者目線で参考になり、そしてワクワク感も創出できる企画を作ることをコンセプトにアイデア出しを行いました。

最終的には、現地に密着した企画ができるということで「謎解き」のアイデアを採用し、自分たちの想いを体現した企画案に仕上げることができました。

4 編集後記

ライターとして、今回記事を書かせていただきましたが、こういった機会が初めてなのでドキドキしながら書いています…!私は龍郷町には実際に行ったことがないのですが、離島の暮らしに興味があり、現地の皆様とコミュニケーションを取りながら企画立案を進められる点がとても貴重な経験だと感じています。
プログラムも段々と具体的になってきていて、早くこのブログでシェアしたい気持ちでいっぱいです。次回の記事も是非お楽しみに!