子育てについて
私が移住を決めた、この看板。「子供は集落の宝、みんなで育てよう!」まさにこの看板の通り、集落の方々に見守られながら子育てが出来ている気がします。
子育て世代の移住なら、気になる子育て環境についてここでは書いていきたいと思います。
出産について
まずは、気になる産婦人科のこと。
龍郷町には、産婦人科/助産院はありません。
みなさんお隣の奄美市名瀬に通われています。
奄美市には総合病院もあり、緊急事態の時などは安心です。
龍郷町役場から車で20~30分程度かかります。
〇出産育児一時金について
国民健康保険の被保険者が出産(妊娠12週以上死産、流産を含む)したときに、40万4千円支給されます。
〇妊婦検診について
妊娠届出書を提出された方に、母子健康手帳と妊婦健康診査表(計14回分)が発行されます。
〇不妊治療の旅費・宿泊費の助成について
1回の治療(採卵から妊娠まで、または治療中止まで)につき、夫婦で9回往復(鹿児島本土までの飛行機または船)の旅費と、上限5000円の15泊分の宿泊費の約3分の2(最大5万円程度)を助成します。
〇出産祝い金について
第一子 2万円
第二子 5万円
第三子以降 10万円
〈龍郷町役場HP〉
・妊婦検診
子どもの医療費と病院について
龍郷町では、令和3年度から18歳(高校卒業)まで、医療費が無料です。
風邪などの軽症の場合は、町内の診療所に見てもらう事もあるのですが、症状の気になる場合は名瀬の総合病院へ行くこともあります。
町内:肥後医院
町内の保育所/小学校/中学校
〇町内に保育所は、7か所あります。(幼稚園はありません)☆保育料は3歳から無料!(別途給食費がかかります。)
〇小学校は7校(学童:町営4か所/私営1か所)
〇中学校は3校
※町内に高校はありませんので、奄美市の高校に通うのが一般的。その際、町からバスの定期代の全額補助を受けることが出来ます。
①秋名~⑤安木屋場までを荒波地区といい、比較的過疎化の進む小規模校が多い地域です。
【令和3年4月現在】
ファミリーサポートセンター
龍郷町ファミリーサポートセンターとは、地域において育児又は家事の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、助け合う会員組織です。登録は無料で、1時間あたり600円~で利用できます。
対象は、生後2か月から小学校6年生以下の児童を養育する方。(家事支援にあっては産前産後の妊婦含む。)
詳しくは町のホームページからご確認ください。
移住したばかりで頼れる人が周りにいない、美容院に行きたいけれど子供が小さくて行けないなど、お気軽にお問合せください。また、サポート会員とのマッチングもしっかりと行ってくれますので、安心してご利用ください。
最後に
奄美大島に移住する前は、子どもに「知らない人としゃべっちゃダメ!」なんて教えていました。
でも今は、「出会う人みんなに挨拶をしなさい!」と教えています。
子どもたちは横断歩道を渡ったあとに、止まってくれた車に向かって深々とお辞儀をします。
顔見知りの子も、そうでない子も元気に挨拶をしてくれて気軽に話しかけてくれます。
なんて素敵な光景だろうと、初めて見たときは感動しました。
子育てで何を一番大切にする?
児童数の少ない小学校だと、全校で7名です。のびのびと自然のすぐそばで、人間力を高める子育てを求めるのなら、ここはピッタリだなと感じています。そして私自身、子育ての場に島を選んだことを良い選択だったと思っています。
子育て世代で移住を考える方に、少しでも参考になればと思います。
〇町の子育て支援に関する詳しいお問合せは、龍郷町役場 子ども子育て応援課まで
〇移住と子育てについては住もうディまでご相談ください。