離島の田舎で子育てをするということ

1学年100人越のマンモス小学校から、全校生徒9人の小規模校へ・・・

地域おこし協力隊として、子供と奄美大島へ移住して早10か月。元々、物事をあまり深く考えず勢いで生きてきた私ですが,

今回の移住もほぼ勢いに乗って流されてきた感じでした。ただ、私はいつも物事には意味があると考えます。

でもなぜ、いち主婦だった私が、長く住んだ場所をパッと離れることが出来たのか。

母としての選択か・・・自分のためなのか・・・

子育てを田舎でしたいと考える移住希望者さんへ

少しでも後押しになればと思い、この記事を届けます。

 

私はこの看板で移住を決めました!

「子供は私たちの宝、みんなで見守り・育てよう」

うちの子は、家では明るくとても面白い子でしたが、外では自分の思いを伝えられず都会での小学校生活で笑顔を見ることはほとんどありませんでした。勉強も出来ず、小学校では休み時間も宿題のやり直し。唯一のんびり出来る時間は、トイレに行けるときだと。叩かれたり、馬鹿にされたり、それをこの目で見たときに、私の中で何かがプツンと切れました・・・私たちにはここでの生活は合わないと。

私は勉強よりも生き方や生きる力をこの子に教えたい、と思い、すぐに移住先を探し始めます。そして10日後・・・

奄美大島へ

色んな縁があり、奄美大島龍郷町の地域おこし協力隊へ応募するのですが、初めて来たときに見つけたのがこの看板。私、移住を決意!!

それは子供だけのためではなく、私自身もう一度何かにチャレンジしてみたかった。

だって人生一度きりですから・・・

失敗したら笑ってやり直せばいいし、後悔はやってみないと出来ない。なんて思って突き進んでいます。

子供の変化

「自転車も乗れないのに、一輪車に乗れてる!」

「テストで90点取れてる!今までは20点が最高だったのに~。」

「お友達にイヤって言えた!」

なんて、子育てや子供の成長に悩んでいた私は、こんな日常に日々感動し、嬉し涙を流しています。

まとめると、離島の田舎での子育て・・・

おすすめです!!なぜなら、この記事を最後まで読んでくださる方はおそらく私のように子育ての悩みを抱えている方も多いでしょう。子育てをするにあたり、ここでは孤独は感じない。集落の人たちの優しさ、まさにあの看板のごとくみんなに育てて頂いています。

私は子供が笑顔でいてくれるなら、それだけでオッケー。生きていくうえで必要な学びがここにはある!!

よく耳にする言葉で申し訳ないですが、同じように子育ての何かに悩んでいる方に、心から「一人で悩まないで」と思っています。

縁もゆかりも無い土地に息子と二人で来ましたが、今では家族のように思ってくれる方たちがいる。こんな幸せ、あの時思い立って奄美大島に来ていなかったら感じることはできなかった。これからどんなことが起こるかは分かりませんが、失敗したっていいじゃない。人間だもの。

私の中での龍郷町とは?

タイムスリップしたかのような、古き良き日本(人との繋がり、思いやり)が今だ残る場所。そして開発されていない景色、海・山。

もちろん、田舎ならではの不便さや噂の広がりの早さなどはありますが、生きていくうえで何に重点を置くかで捉え方も変わります。

今までの悩みなんて、ちっぽけだな~と思える場所が、今の私にとっての龍郷町です。もちろんすべての人に合うということは難しいと思います。でも、こういう人生の選択もあるんだというを伝えたいと思っています。

移住や田舎での子育てについてもっと話を聞きたい、話を聞いてほしいという方はお気軽に住もうディ!までご連絡ください。メールLINEでのご相談も受け付けております。