【連載 Vol.1】龍郷町に移住しました|岡島修平さん(大阪府出身、テキスタイルデザイナー)

移住エピソードや町の魅力についてインタビューしました。
岡島修平さん(中)、パートナーの林真衣さんも岐阜からの移住者(左)、インタビュアー間弓祐次郎(右)

プロフィール

移住者

岡島 修平さん/久場集落在住

大阪府出身。地元関西でテキスタイルデザイナーとして活躍。
奄美大島で泥染めや藍染めを使ったオリジナルアパレル商品『OHAYOU』の製作販売をする為、2019年7月龍郷町に移住。

インタビュアー

間弓 祐次郎/安木場集落在住

茨城県出身。以前は東京にて不動産賃貸仲介業、営業、店舗責任者に従事。地域おこし協力隊。主に空き家バンク、移住者支援業務担当。

泥染めに魅かれて奄美に

間弓

早速ですがどの様な経緯で奄美大島に移住されたのですか?

岡島

大学生の頃、奄美大島の泥染めを知り訪れたのきっかけです。
その後大学卒業をした後に2年間奄美大島に住んでいた事もあったんですよ。

間弓

以前にも奄美に住んでいた?

岡島

はい。当初は泥染め工場にちょこちょこ通いながら居酒屋でバイトをしていました。
その後、大阪の実家に戻り関西の生地屋さんに勤めました。

会社勤めが長くなる中で、いったい自分が本当にやりたい仕事はなんだろうと考えるようなったんですよね。
それから、ずっと好きで関わっていた泥染めを用いて生地から洋服まで作ろう!奄美大島から自分の好きな物を発信しよう!!と想いを抱き奄美大島への移住を決意しました。

毎月来島し家を探しました

間弓

熱い想いと共に移住をされたのですね。ここの家はいつ頃から住んでるんですか?

岡島

この春からです。元々はここの隣の家を自分で修繕しながら住んでいたのですが、なかなか進まなくて。
そんな時たまたま区長さんからここの家が空くよ~と声を掛けてもらいました。

希望のリフォームを全て聞き入れてもらえて、費用も大家さんが負担してくれたのでありがたいです。

間弓

そもそもどういった経緯で久場に住み始めたのですか?

岡島

毎月1回は奄美に来島して不動産屋を巡り龍郷町内の物件を探しました。

知り合いにも声を掛けて回っていたのですが、なかなか一軒家は見つからず、ワンルームのアパートしかない状態。
最初は瀬留のシェアハウスに住み、久場の家を見つけるまで約1年かかりました。

間弓

やはり移住する際に一番のハードルになったのは家探しでしたか?

岡島

今回、私はいい物件に巡り合いとてもラッキーでしたが、人気の笠利、龍郷町では本当に物件がないと言う話をよく聞きますね。

間弓

龍郷町のイメージは?

岡島

既に龍郷町に住んでいる知り合いからはとても住みやすく、役場のフォローもしっかりしていると聞いていたのですが、実際その通りでした。

久場集落でも同年代の知り合いができ、楽しく過ごしています。

島の方にも商品を見てもらいたい

間弓

とてもスムーズな移住ですね。現在、お仕事の状況はいかがですか?

岡島

私が何故このシマを選んで服を作っているのかを知ってもらうためにも、内地の方々を奄美に呼び2020年3月に展示会をする予定でしたがコロナの影響で中止となりました。

しかし、島の方々に自己紹介も兼ねて商品を見て貰いたいので、2020年7月11日(土)PARADISE STORE(笠利町用安)にて展示会をする予定です。是非いらして下さい。

間弓

奄美の伝統と現代のデザインが融合された、リゾート感溢れる素敵な商品で私もファンになりました。

岡島さんの熱い想いやコンセプトと共に広がっていく事を願っています。素敵なお話を聞かせて頂きありがとうございました。

フォトギャラリー