龍郷町の観光スポット
奄美大島の北部に位置し、豊かな山と海に囲まれた龍郷町は魅力的なスポットがたくさん。あっと驚くような絶景をぜひ、ご自分の目で確かめにきてください。
A:琉球石垣
この石垣は百数十年前に、嘉渡に住んでいた富豪が、沖縄から石工を呼んで積ませたといわれています。珊瑚石を多角形に加工し、隙間なく積んでいく独特の技法で、「相方積み」または「亀甲みだれ積み」と呼ばれています。
B:龍の眼
円集落の県道にある『かがんばなトンネル』は、全長29 メートルという短いトンネルです。春分の日の前と秋分の日の後の数日間、トンネルに夕日がすっぽりと入ることが判明し、今では町の観光名所の一つとなっています。
C:ソテツ・バショウ群生地
安木屋場の群生地にあるソテツの本数は約6万本とも言われ、山肌一面に広がる光景は圧巻です。群生地のバショウは「イトバショウ」という種類です。イトバショウから採られる繊維は、衣服の原料として利用されていました。
D:奄美自然観察の森
奄美自然観察の森は、人と自然がふれあい・親しみ体験を通して自然のすばらしさや人と自然のかかわりについて知るための場です。園内の森の館では身近にある自然を分かりやすく紹介するために、展示等を行っています。
E:南洲流謫跡
南洲流謫(るたく)跡は、西郷隆盛が島妻である愛加那と生まれてきた菊次郎のために建てた家です。ここでは、西郷ゆかりの品や、勝海舟が碑文を書いた石碑などを見ることができます。
F:島のブルース歌碑
【上海帰りのリル】【お富さん】など数々の名曲を生んだ作曲家・渡久地政信(沖縄生まれ龍郷育ち)の顕彰碑と奄美出身者の心の愛唱歌として唄い踊り継がれている「島のブルース」(同氏作曲、歌・三沢あけみ)の歌碑があります。
G:西郷松
安政6年(1859年)に謫居を命じられた西郷隆盛が乗船した福徳丸のとも綱を結びつけた老松。松枯れで伐採後、西郷隆盛と愛加那の木彫として新たなシンボルとなりました。
H:行盛神社
壇ノ浦で源氏との戦いに敗れた平氏が南に落ちのび、戸口にたどり着いたという「平家伝説」があります。上戸口集落にある行盛神社は、平行盛を祀った神社で、敷地には行盛の墓と伝えられる石塔があります。
I:奄美クレーター
赤尾木湾はこの丸い形状から、隕石が落ちて形成されたと言う説があります。しかし、周囲の地質等から隕石孔を否定する説もあり、長い年月のうちに海流によって砂が運ばれて繋がったものだと言われています。
J:ハートロック
ハートロックとは赤尾木集落の東側に面する海岸にあるハート型の潮だまりのことです。干潮時にのみ現れる隠れたパワースポットとして話題になっています。
K:手広ビーチ
サーファーの憧れ「手広ビーチ」。島内屈指のサーフポイントです。
「手広トイレ・シャワー施設」を併設しています。
L:加世間峠(2つの海が見える場所)
加世間峠の頂上付近からは、奄美大島の西海岸と東海岸を同時に見られる場所があり、人気の観光名所となっています。